Googleストリートビューのお悩み解消!【Flic360 Photo】とは

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2010年からサービスを開始したGoogleストリートビュー(屋内版)。(以前は「おみせフォト」「インドアビュー」という名称)ここ最近認知度が大きく広まり、導入を検討されている方から様々なご要望を聞くことが増えてきました。例えば・・・
 
・「見せたい場所は決まってるから、そこだけ360°で見てもらいたい」
・「施設が大きいので見せたい場所になかなか辿り着けない(迷ってしまう)」
・「導線などの余計なところは見せたくない」
・「webサイトに来てくれたユーザーにだけしっかりとPRしたい」
 
Googleストリートビューは、マウスをクリックすることでどんどん前へと進んでいきます。このように、「その場所に行きつくための導線」も撮影することによって、実際に歩いているような感覚で施設内を見渡せるサービスです。しかし、上記のように「導線を撮影しなければいけないルール」が、時にお客様にとってネックになってしまうこともあります。
 
LIFE STYLEではこういった悩みを解消するためにFlic360 Photo(フリック サンロクマル フォト)という360°の静止画のサービスを提供しています。今回はこのサービスについてご紹介します。
 

Googleストリートビューをビジネスにする方法


 

Flic360 Photoとは?

 
Flic360 Photoとは、「ストリートビューの撮影技術を活かし、画像のクオリティは高く保ったまま、“ストリートビューでこんなことできたらいいな”を実現した、かゆいところに手が届くサービス」です。私たちは年間数千件のGoogleストリートビューの撮影を行うことで、色々なお客様のお声を直接伺って参りました。
 
それらのご要望のうち、Googleストリートビューでできないことを実現するために誕生したのが、このFlic360 Photoです。
 
Googleストリートビューと明確に違うのは、「導線を撮影しなくていい」ということ。最初に述べたように、Googleストリートビューの撮影の際に多かった「撮影したい場所だけピンポイントで撮影」が可能になりました。今回は【Flic360 Photo】について、導入いただいた「大阪体育大学様」の事例から具体的に様々な機能をご紹介します。
 

Flic360 Photo 大阪体育大学様の事例

 
Flic360 Photoは導線を撮影しなくていい」ということはお伝えしましたが、他にもGoogleストリートビューと異なる点・追加できる機能があるので、大阪体育大学様の事例を元に詳しく説明していきましょう。
 

導線が繋がってないけど、施設内はどうやって移動するの?

 
Googleストリートビューを使ったことがある方は、「導線が繋がっていない」ことに戸惑うかもしれません。こちらが実際のFlic360 Photoの操作画面です。
 
Googleストリートビューのお悩み解消!Flic360 Photoとは
 
画面はラグビー場の写真ですが、画面左下のピンク色で囲われているアイコンをクリックすると…
 
Googleストリートビューのお悩み解消!Flic360 Photoとは
 
画面下部に撮影されている様々な場所のサムネイルが表示されました!サムネイルをクリックすることで指定した場所に移動できます。ご覧のようにサムネイル内に「ラグビー場」「サッカー場」とテキストを入れることができるので、見ている人が迷子になる心配もありません。
 
こちらは、サムネイルで「サッカー場」をクリックした画面です。気持ちの良いサッカー場ですね。
 

オプションを利用してさらに効果的に伝える

 
さらに、大学などの敷地面積が広い施設に関しては、オプションを利用することをオススメしています。今回は、「マップ」のオプションをご紹介しましょう。
 
↓↓マップを追加した画面がこちら↓↓
Googleストリートビューのお悩み解消!Flic360 Photoとは
 
画面右上に施設の「マップ」が付いているのがご確認いただけるでしょうか?サムネイルだけでなく、マップ上で「緑色のポイント」をクリックすることで、該当する場所に移動することができます。こちらは「野球場」に移動したところです。
 
このようにマップを追加することで、導線を含めて施設全体を撮影していなくても全体像が把握できますね。大学のように広い施設では、地図の役目も果たしてとても便利です。ちなみに表示が邪魔な場合は、マップ自体をクリックすることで縮小することが可能です。
 
Flic360 Photoはスマートフォンでも閲覧可能ですが、その際はサムネイルからの移動を推奨します。
 

実際にFlic360 Photoを体感してみてください

 
百聞は一見にしかず!それでは実際にFlic360 Photoをご覧ください。
 
↓↓画像の上でクリック&ドラッグすると、360°の景色が楽しめます↓↓

 
ある場所を見たい時、地図が分かっていれば右上のマップ上のピンから行けますし、場所が分かっていなければ下のサムネイルから選ぶことができます。サムネイルから飛ぶ時にはマップが邪魔ですよね?マップ上でクリックすることで、あっという間に小さくなりますよ。
 

意外と多い!Flic360 PhotoとGoogleストリートビューの両方を導入する施設

 
ここまで、GoogleストリートビューとFlic360 Photoの違いをご紹介してきましたが、今回事例としてご紹介した大阪体育大学様、実はGoogleストリートビューも導入しているんです。一見、同じような360°パノラマ写真なのに、なぜ両方導入しているのでしょうか。ここには、きちんとした『戦略』がありました。
 
↓↓画像の上でクリック&ドラッグすると、360°の景色が楽しめます↓↓

こちらは、大阪体育大学様のGoogleストリートビューです。
 

なぜ2つの同じようなサービスを同時に導入するのか?

 
大阪体育大学様の他にも、GoogleストリートビューとFlic360 Photoを同時に導入している企業様は数多くあります。それは、それぞれのメリットが異なるからです。
 
◆Googleストリートビューのメリット
・Googleの検索結果に表示される
・検索順位にも影響するなど、SEO的な効果も期待出来る
 
Flic360 Photoのメリット
・Googleストリートビューでは迷ってしまうような大型施設や「ここをもっとしっかりと見せたい」という明確な目的がある場合、一番見せたい一箇所だけをしっかりと撮影することができる
・ピンポイントで撮影できるFlic360 PhotoはGoogleストリートビューよりも安価
 
大阪体育大学様もストリートビューでは最低限の外観を公開していて、それ以外の様々な個々のエリアはFlic360 Photoで撮影しています。そうすることによって、Googleで検索した時にすぐにユーザーの目に届き、その後「もっと詳しく見たい」と思ったら、個々のエリアを360°パノラマ写真でより詳しく見てもらうことができます。
 
このように、Googleストリートビューの様々な長所とFlic360 Photoにしかできない撮影方法を組み合わせることで、最強の情報が伝えられるのですね。詳しい導入効果やメリットについては、下記の記事を参照してください。
 
【関連記事】
Googleストリートビュー(屋内版)の導入効果とは?
 

Flic360 Photoをどのように活用している?

 
導入施設によっても使い方は様々ですが、大阪体育大学様は入学情報サイトのキャンパス紹介で利用されています。「VIRTUAL CAMPUS MAP」と銘打って、Flic360 Photoを全面に使ったキャンパス紹介となっています。大学に興味を持った受験生にとっても、受験生の保護者にとっても、目的別に見たい施設をすぐに見つけることができるので、まさに「そこにいるバーチャル体験」ができてしまいます。
 
Googleストリートビューのお悩み解消!Flic360 Photoとは
 

まとめ

 
いかかでしたか?LIFE STYLEではGoogleストリートビュー以外にも自社のVRサービスを展開しています。このFlic360 Photoは、Googleストリートビューでは課題解決できないことを解消するために誕生したサービスです。Flic360 Photo単体でも、Googleストリートビューを補うためにも大きな効果を発揮します。
 
様々なカスタマイズができる中から、今回ご紹介したオプションはほんの一部。他にも音楽を埋め込んだり動画を埋め込んだり、驚くような機能がたくさん!詳しくは次回ご紹介いたします。
 
この記事を読んで「Flic360 Photoを導入したい」「もっと詳しく知りたい」と思ったらぜひお問い合せ下さい。
 

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