「最新VR/AR情報まるわかり!5社合同新サービス製品発表・体験会」が開催されました

筆者: 編集部

日進月歩の成長を続けるVR/AR業界において、これらを事業として取り組んでいる5社が新しいサービスや製品を説明する発表・体験会が行われました。今回はこちらの発表会の様子をご紹介します。

360度LIVE配信サービス | LIFE STYLE株式会社

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発表会最初の会社として登壇したのは、VRクリエイター支援事業をはじめとした、実写に特化したVR事業、Googleストリートビュー事業を展開しているLIFE STYLE株式会社です。発表内容は新サービスである「360度リアルタイムVR LIVE配信サービス」についての紹介でした。
 
企画から撮影、また2次利用までのプロモーションをワンストップで行う360度ライブ配信サービスを展開することを発表し、日本では数少ない360度カメラ、ZcamやION360、Insta360Proを駆使して高画質な360度コンテンツをライブ配信で提供するとのことです。
 
Zcam:http://www.z-cam.com/
ION360:https://ion360.com/
Insta360Pro:https://www.insta360.com/product/insta360-pro
 
360度コンテンツのライブ配信は「リアルタイム性」と「コミュニケーション」というポイントからユーザーの興味関心を高め、よりVRへの興味を高めることができると語りました。
 

サービス概要
配信時間:約30分~
サービス料金:200,000円~
クオリティ:4K以上
配信プラットフォーム:Facebook(その他相談)
ユーザー分析:50,000再生以上
対応機種:360度カメラ6種 + α

 

AccessiVR | 株式会社ダズル

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VR事業やスマートフォンゲーム事業を展開する株式会社ダズルは、VRプロダクト向け分析ツール「AccessiVR(アクセシブル)」の製品紹介を行いました。
 
「AccessiVR」はVR体験しているユーザーがどこを見ているかを可視化し、目標を達成することをサポートするためのグロースハックツールです。複数ユーザーの目線や移動を同じ時間軸に配置して同時再生することでユーザー間の動きの違いを比較できる「タイムライン機能」と、ユーザーが動画のどこを見ているのかが色でわかる「動画ヒートマップ機能」などが機能として導入されています。
 
<料金プラン>
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VRのリアルイベントにおける実績データの公開 | 株式会社ブループリント

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スマートフォン向けゲームの提供、VR表示に対応したゲームフレートワークの開発、VRのリアルイベント事業展開している株式会社ブループリントは、同社が期間限定で展開していたVRのリアルイベントにおける実績データを公開しました。
 
漫画喫茶のアプレシオとコラボし、8種類のVRコンテンツが遊べるイベント「VR pallet」に訪れたユーザーにアンケートを実施し、その結果を発表しました。結果としては、来場者の85%がもともとアプレシオを利用したことのない新規の客層で、好意的な意見が100%を占めました。
 
これらの結果から、実施前に目的としていた「VRを手軽に身近に試遊できる環境の提供」「実施店舗アプレシオ新宿ハイジア店のPR」の2点において成果を得ることができたと語りました。
 

「Holotama」「Mixed Signage」 | 株式会社イメージソース

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WEB、インスタレーション、デバイス、アプリ、R&Dなど、領域を広くとらえたデジタルコミュニケーションを提案・制作している株式会社イメージソースは、自社が開発している「Holotama」と「Mixed Signage」の2つの取り組みについて発表しました。
 
「Holotama」はHoloLensとオリジナルコントローラーによる、複合現実における新たなインターフェースとオーディオビジュアル体験です。同社が開発した球体のコントローラーを用い、HoloLensをよりインタラクションの種類を増やすことを目指していました。今後は今回の学びを活かしてコントローラーの形状や、機能についてもさらにカスタマイズしていくとのことです。
 
「Mixed Signage」は映像と実際の空間がリンクさせることで生まれる新しいサイネージ体験です。今回の発表会では、再生されている映像をスマートフォンを通して見ることでさまざまなエフェクトを見ることができ、今後はこういった技術を広告やメッセージとして使えるようになると語りました。
 

4Kカメラ「Vuze VR Camera」 | Aniwo

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イスラエルを本拠地にベンチャー企業 (スタートアップ) と投資家・大企業を繋ぐマッチングサービスMillion Timesの開発・運営を行っているAniwoは、3D360度4K動画で記録することのできるハイスペックビデオカメラ「Vuze」の実演をしました。
 
8つのカメラと4つのマイクが付いており、実際の視覚や聴覚で体験するのと同じように感じることができます。また3Dカメラとしては圧倒的に低価格の10万円前後で購入することができるため、より気軽に触れられます。
 

 

以上が5社合同新サービス製品発表・体験会にて発表された内容でした。常に新しい技術が生まれているVR/AR市場は、2021年には2150億ドル規模になるとも言われています(IDC調べ)。日本の企業も今後、新しく非常に魅力的な製品やサービスを発表していくことは間違いありません。引き続き最新の情報を発信していきます。

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