【カメラマン注目!】誰でも今日から360度VR写真が撮れる!厳選カメラ4選

筆者:手島 理志

昨年のFacebookでの360度画像解禁に加え、今年に入ってからはLINEでも送れるようになり、どんどん身近かになっている360度写真。旅先の素敵な景色は「360度写真&映像でのシェアが当たり前」の世界がすぐそこに。
360度で写真を撮るには、今はまだ専用のカメラやアプリが必要です。「自分のSNSにも360度写真を載せたい!」という方のために、代表的な機器をご紹介します。
 
機器によって操作性の難易度もできることも全然違うので、実際の画像と見ながら最適なカメラを探してくださいね!

デバイスの紹介と事例

一眼レフで撮影

◆撮影方法
まずは、本格的な撮影で一番最初に浮かぶ「一眼レフ」のご紹介です。Googleストリートビューの撮影では専用の機器が必要でしたが、今では普通の一眼レフでも360度写真の撮影ができます。(360度撮影には魚眼レンズの方がオススメです)それでは早速、撮影方法から確認してみましょう。
 
一眼レフの撮影ではカメラを回転させて少しずつレンズの角度を変えながら、360度をくまなく撮影します。そして撮影後に、各写真をつなぎ合わせて360度の写真を作成します。タイミングを合わせながら撮影することができるので、様々な方向にあえて同じ人を写す、なんていうことも可能なんです!
 
<全ての方向に同じ人物を入れた例>

※グルグルと回してみてください。4方向に青と緑の服の男性と白いコートの女性が写っていますね。画像の継ぎ目がないので、とても自然に見えています。
 
◆一番の特徴は画質の美しさ!
一眼レフの特徴はより高解像度の撮影を行うことができること!(使用するカメラにより異なります)細かくカメラの設定を調整しその場の雰囲気をより鮮明に紹介することが可能です。
 
<撮影した360度写真>
実際に撮影した360度写真
↓↓画像の上でクリック&ドラッグすると、360°の景色が楽しめます↓↓

 
さすがはカメラ好きの憧れの一眼レフ。とっても美しいですね。
 

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(画像引用元:キャノン公式サイト

 
◆一般的な一眼レフの仕様(初心者にもオススメの一眼レフ ※魚眼レンズ)
画像サイズ:約12000×6000
絞り:F1.0~F11
ISO:100~12800
価格帯:約10万(本体+レンズ)

RICOH THETA Sで撮影

◆THETA S(シータ エス)とは
THETA Sは、株式会社リコーが提供する360度をワンショットで撮影できる全天球カメラです。撮影方法はいたって簡単。スマホやタブレットでアプリをインストールして、お持ちのTHETA SにWi-Fiでつなぐだけ!!自分のスマホで簡単に操作できてしまいます。
 

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(画像引用元:リコー公式サイト

 
◆THETA Sの撮影法
THETA Sは撮影に関して様々な設定ができます。撮影の設定はマニュアルで、ISO(光の感度)やシャッタースピードなどを、自分の好みに合わせて細かく設定することが可能です。逆に「設定とかよくわかんない!」と言う方は、オートで撮影することも出来るので安心してください。オートでHDR合成で撮影することで、簡単に撮影することができますよ。
 
<撮影した360度写真>
実際に撮影した360度写真
↓↓画像の上でクリック&ドラッグすると、360°の景色が楽しめます↓↓

 
手軽さが魅力のTHETA Sは、一度シャッターを押すだけでこの写真が撮れてしまいます。これをスマホ内で繋ぎあわせるのに数十秒。もちろんボタン一つで編集するので、自分で何か作業をする必要はありません。
 
◆THETA Sの仕様
画像サイズ:5376×2688
絞り:F2.0
ISO:100~1600
価格帯:約4万円

Samsung Gear360で撮影

◆Samsung Gear360とは
お次はSamsungが提供するGear360。全天球の可愛いらしいデザインで、こちらもアプリをインストールしてカメラと接続するだけで撮影することができます。(アプリに対応しているのは2017年3月現在「Galaxy S6/S7」のみ)
 

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(画像引用元:サムスン公式サイト

 
◆Samsung Gear360の使い方
「Galaxy S6/S7」にGear360アプリをダウンロードし、スマホから操作をします。カメラ本体にもシャッターボタンがついているので、その時の用途に合わせて使い分けてください。また一番の特徴は、GearVRで見られるということ。セットで使用することでより臨場感を感じられるので、イベントなどには一番オススメです。
 

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(画像引用元:サムスン公式サイト

◆Gear360の仕様
画像サイズ:7200×3600
絞り:F2.0
ISO:400~6400
価格帯:約4万円

NC Tech iris360 Proで撮影

◆iris360 Proとは
最後にご紹介するのはNC Tech社のiris360 Proです。こちらは、完全な全天球ではなく、カメラの真下部分は撮影できないのが特徴です。これで360度撮影できるってなんか不思議ですよね。
 

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(画像引用元:NCTech公式サイト

 
◆iris360 Proの撮影法
iris360は4つのカメラがついていて、Google Street view 認定カメラでもあるためか、カメラにGoogleのロゴが入っていますね。こちらもスマホやタブレットにアプリをインストールしてワンタッチで撮影し、編集の際にパソコンを使う必要が無い手軽さも魅力です。
 
<撮影した360度写真>
実際に撮影した360度写真
【日中】

 
【夜間】

 
こちらはよりプロ向けの360度カメラなので、ある程度自分でISOや露出などが設定できる方にオススメ。THETA Sに比べると解像度がずっと高いので、遠くの看板の字なども鮮明に映ります。
 
iris360 Proの仕様
画像サイズ:13800×6900
絞り:F2.3
ISO:100~6400
価格帯:約32万円

まとめ

いかがでしたか?一口に「360度写真の撮影」と言っても、形も機能も、そして値段も様々ですね。「どんな目的で使いたいのか」「設定は自分で行えるのか」など色々な条件の中からベストなものを見つけてくださいね。まだまだ投稿者が少ないだけに、360度写真が注目を浴びるのは間違い無いですよ!

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