【第1回】映画「アサシンクリード」VR体験イベント【キイチの知らないVRの世界】
【第3回】飛び出せ!池袋サンシャイン「SKY CIRCUS」でVR体験!【キイチの知らないVRの世界】
うーん…困った。
アイキャッチ画像とは打って変わって暗い雰囲気ですみません。前回の自己紹介、LIFE STYLEイチの伊達男あらため、LIFE STYLEの悩める男、キイチです。僕は今とっても頭を抱えています。なぜこんなに頭を抱えているのか。それは数分前に編集長から言われたある一言のせい…。
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ー 編集長 古城 ー
「お前の『キイチの知らないVRの世界』、PV数稼げなきゃ容赦なく切るからな」
「えっ」
Oops…連載初回にして早くもクビ通告!?絶体絶命、背水の陣、首の皮一枚。もし連載が終わってしまえば、仕事の体でVRイベントに出掛けることもできなくなります。それは困る。キイチ仕事にも潤いを求めるタイプ。たまには羽を伸ばして、何もかも忘れて大好きなVRに浸りたいのです。
そこで僕は考えます。
切られないためにはどうしたら良いのか。
PV数を稼ぐにはどうしたら良いのか。
あのキラーコンテンツ、桃子を超えるにはどうしたら良いのか。
ーーー他力本願で行こうーーー
僕一人のレポート力や可愛らしさじゃなく、有名人の力、認知度をお借りするしかない。こう見えてキイチ、虎の威はこれでもかと着こなすタイプ。日本で、いやさ海外でも有名なあの人のお力をお借りするしかない。
とっても大好き、ドラえもん先輩のよ…!
それでは「キイチの知らないVRの世界」第二回、スタートっ!!
ドラえもんVR「どこでもドア」
全国各地で行われているVRイベントをめぐる「キイチの知らないVRの世界」。クビがかかった今回、気合いを入れて体験しに来たイベントはこちら。ズバリ、ドラえもんVRです!「ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」公開記念として特別に作られたコンテンツで、スカイツリーのお膝元、東京ソラマチにて開催中です!(予約は既に終了)
来ましたっっっ
大人から子供まで、日本中で一番知られている「子供部屋」が目の前に!これだけで既に興奮状態。この机は、タイムマシン!中を覗きたい衝動にかられていると・・・
目の前にはあの、「どこでもドア」が!寝坊したとき、遅刻しそうなとき、誰もが一度は欲しいと思ったことがあるはず。今回のこのVRは実際に体ごと動いて体験のできるコンテンツで、どこでもドアや机なども飾りではなくオブジェクトの一つなんだとか。
早速、これから起きる世界に胸躍らせながら機器を取り付けます。頭に取り付けるヘッドマウントディスプレイは「HTC Vive」です。前回アサシンクリードの際に使用した「Oculus Rift」と同じく据え置き型のVRデバイスで、「Vive」の特色として体全体の動きを映像に反映させることができるようになっています。
「Vive」の詳しい説明はこちらの記事をどうぞ!
最新ヘッドマウントディスプレイ「HTC Vive」を使ってGoogleストリートビューを旅してみた
今回は未来の世界から来たドラえもんですからね!装着するのも、ヘッドマウントディスプレイだけではなく、バックパック型のパソコン「VR One」を背負います。未来と通信するならこれ位の重装備は当然ですよね!(こうすることでスペースを歩き回る際にもコードが引っかからず安全に遊ぶことができます)
装・着・完・了。
目からオプティックブラストの一つでも出しそうな風貌ですね。ちなみに、右側にあるパソコンの画面が、僕の見えている視界です。今まで何の変哲も無かったび太君の部屋が、一気に豪華な3Dに!
立体的になった部屋をキョロキョロ見回していると、目の前には机の引き出しから現れたドラえもんが!タイムマシンにのって会いにきてくれた!!
ドラえもんに促されて扉を開き、くぐった先に待っていたのは…
広大に広がる極寒の氷の世界!!
なんてリアルな南極なんでしょうか。前方から吹いてくる風や、ヘッドホン越しの寒々しい音がさらにリアリティを高めてくれ、一歩踏み出すのも躊躇してしまいます。しずかちゃんのお風呂につながるとばかり思っていた僕は思わず腰を抜かしかけました。
その後も、目の前の氷が音を立てて崩れて足下が急に無くなって本気で腰が抜けそうになったり、ドアを抜けた先は走る新幹線の上!で思わず絶叫してしまったり、さらにはのび太君の机を開けると、あの憧れのタイムマシーンが広がっていたり!数々なリアルなサプライズに大興奮。周囲にちょっとした人だかりができるくらい盛り上がってしまいました。
スタッフの方にお話を伺ったところ、稼働当初より大人気で予約はすぐに一杯になってしまったとのこと。やっぱりVRで伝えられる世界は、平面の一般的な動画とはレベルが違う!ドラえもん人気はもとより、VRの世界の広がりをあらためて体感することができました。
このコンテンツを制作したバンダイナムコエンターテインメントの「Project i Can」は、2017年夏にVRを楽しむことのできる施設として「VR ZONE Shinjuku」を開設することを発表しています。このクオリティからさらにバージョンアップすること間違い無し!今から楽しみですね。
▼▼ 実際にヘッドマウントディスプレイ越しに見えている世界はこちら!! ▼▼
まとめ
いかがでしたか?今回は「ドラえもんVR」を体験しました。子供の頃から知っているキャラクターに出会うことのできる面白さ、可能性の幅広さがよく分かる1日でした。
今後ますます目の離せないVRイベントを求めて!打ち切りの恐怖に怯えながらまた次回お会いしましょう、LIFE STYLEの「のび太」ことキイチでした!
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