どうも!LIFE STYLEイチの伊達男、キイチです!過去二回のキイチ体験レポートも大人気で(多分)、すっかり堂々と「体験行ってきま〜す」と言えるポジションを獲得しました!
さて、第三回はどこに行こっかな〜♪
【第1回】キイチの知らないVRの世界|映画「アサシンクリード」VR体験イベント|
【第2回】キイチの知らないVRの世界|話題沸騰!ドラえもんVR「どこでもドア」
VRイベント行ってきます!
………………。
…………。
……。
古城「待て」
キイチ「げえっ 古城さん!」
古城「おまえろくにVRの事知らんだろ。浮かれてあっちこっち遊びに行く前に、もっと市場のことを勉強しろ!!」
バ、バレてましたか…。
というわけで、編集長の鶴の一声により、第三回のイベントに向かう前にVRの市場調査をすることに・・・。
そうですね、もっと知識をつけてからイベントに行ってレポートした方が、さらにずっと面白いコンテンツになりますね!
今回はいつもとはテイストを変えて、そもそもVRってどうなの?ってところを調査してみました。
「キイチの(ホントに)知らないVRの世界」始まるよっ。
現在のVR市場
昔と比べて非常に安価で性能が良いヘッドマウントディスプレイが数多く生まれ、VR元年と呼ばれた2016年。その注目度の高さの表れとして、VRだけを取り上げたニュースサイトや書籍などもこの数年で爆発的に増えましたよね。
▼ヘッドマウントディスプレイの歴史を知りたい方はこちら▼
VRの歴史を紐解く|VRにおけるヘッドマウントディスプレイの歴史
少しずつ「ちょっと別世界の新しいもの」という認識から、「最近見るよね〜」という存在になり始めているVR。今回はVRの業界について、VRの今後の展望や、抱えている課題が何かなどを調べてみました。
VR市場の規模
今や大企業も大注目のVRは様々な業界に導入され始めているのは、今さら説明するまでもなし。エンタメやニュースなどの映像から企業のプロモーション、様々な体験まで、使い方を選ばない幅広い可能性があるからこそこれだけ広がっているんですよね。GoogleやFacebookなどの巨大IT企業も、もちろんとっくに目をつけてサービスをリリースしています。
(画像引用元:The VR Fund)
上の画像は、アメリカのベンチャーキャピタルファンドの「The VR Fund」が今年発表した、VR業界のマップです。数多くの企業がVRの業界に加わっていますね。おっ、数は少ないながらも「SONY」「キャノン」「リコー」などの日本企業の姿があることもわかります。
VRは、今まで主流だったエンタメ業界や観光業界に加え、医療業界や不動産業などにもどんどん広まっています。どの分野でも使える上に世界中の企業が注目しているところから、VRの市場はさらに大きく広がっていくことでしょう。
VR市場で動いている金額
市場規模が大きくなれば、その分市場に流れ込むお金もどんどん大きくなりますよね!世界最大級の金融グループ「ゴールドマン・サックス」の調査部は、こんな市場予測をしています。
ゴールドマン・サックス・グローバル投資調査部は、 今後AR/VR市場が2025年には約950億米ドルまで 拡大すると予測しており、PC・スマートフォンに続く 第3のプラットフォームとして市場を形成する可能性 があるとしています。
引用元:ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社
950億ドル!日本円にして11兆円!!簡単には想像がつかない規模ですが、とにかくものすごい勢いで拡大して行くんですね。ちなみにこのうちの75%はエンタメ業界で、産業の分野に関しては2025年でもまだまだ発展途上という予測だそうですよ。さて、8年後は一体どうなっているんでしょうね。
今の市場が抱える問題
さて、証券会社からもお墨付きをもらうほど市場の拡大が確実視されているVR市場ですが、バラ色、だけではないようです。抱えている問題は「75%がエンタメ業界」と言われるように、あらゆる業界に浸透するにはまだちょっとパワーが足りないところでしょうか。コンテンツのかたよりは、まだ認知が低いことと、エンタメ業界以外からのニーズに応えきれない、ということかもしれません。キイチは、それこそがAR/VR市場の課題だと思います!
未来のVR市場
画像引用元:ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社
2025年に約950億ドルの市場になると言われているVR市場。ゴールドマン・サックスの発表している上の画像のように市場が成長していくと予測されています。ハード面にしろ、ソフト面にしろ右肩上がりで伸びていくに違いないVR市場。先ほど述べたような課題がありつつも、将来的に爆発的に広がるのは間違い無さそうですし、予想をくつがえしてエンタメ業界以外にも浸透したら、もっと加速していくんでしょうね。
まとめ
以上が現在・未来におけるVR市場の調査結果でした!VRのイベントに通うことが趣味の僕も、こうした知識をしっかり蓄えておくと鬼に金棒ですね。VRに携わる人間の一人として、今後もこうやって少しずつ勉強もしていかなければいきませんね!
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