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フォルクスワーゲンの新サービス|これからはカーナビでもストリートビューを活用しよう!

2016年12月20日、フォルクスワーゲングループジャパンは都内にある同社オフィス内で、モバイルオンラインサービス「Volkswagen Car-Net(フォルクスワーゲン・カーネット)」について記者説明会を開催。これは同社が2016年から製品展開を始めているサービスで、今回の説明会では実車での体験会とともに説明がなされました。
 
なんと!ついにGoogleストリートビューやGoogle EARTHが利用できるようになったようですよ。
 

「Volkswagen Car-Net」とは?

「Volkswagen Car-Net」とは、車の利便性を高めるための通信サービスのことで、いわゆる「カーナビ」のことです。ただこのサービスが従来のカーナビと大きく異なる点は、「Guide&Inform(ガイドアンドインフォーム)」「App-Connect(アップコネクト)」という二つのシステムによります。 それぞれのシステムについて詳しく説明してきましょう。

「Guide&Inform(ガイドアンドインフォーム)」とは

「Guide&Inform」とは、インターネットに常時接続しながら運転することで、その時々によって変化していくドライブ関連情報を、通信機能を介してリアルタイムで運転手に伝えることができるシステムです。具体的には、最新ニュース・天気予報・道路情報・ガソリンスタンドや駐車場の所在地といった情報を運転中にキャッチすることができます。行き先のデータなども、Googleのデータベース上のものを使用するため、常に最新のものが表示されます。
 
「Guide&Inform」はGoogleのデータベースを利用しており、「Google EARTH」や「Googleストリートビュー」を使って目的地をチェックすることが可能です。今まで必要だったスマートフォンや地図での確認は、全て車のナビだけで完結することが可能になります。  

【画像参照元:webCG
  
またそれだけではなく、ガソリンスタンドをガソリン価格の安い順にリストアップしたり、駐車場の満空状況を表示したりと、ドライバーにとって有益な情報を得ることができるのが強みとなっています。  

「App-Connect(アップコネクト)」とは

「App-Connect」とは、カーナビのディスプレイを用いて、USBケーブルで接続したスマートフォンのアプリケーションを使えるようにするシステムのことです。   現在日本で発売されているフォルクスワーゲン車の約八割がこのシステムに対応しており、今後は運転中も「App-Connect」を用いてスマートフォンのアプリを使うことがベーシックになっていくことでしょう。

フォルクスワーゲンの展望

上記二つの画期的なシステムによってドライブは大きく変わります。常にインターネットに繋がった状態でドライブすることが可能になり、リアルタイムで必要な情報や有益な情報を得ることができるので、よりスムーズに目的地まで到着することができます。
 
自動車が常にインターネットにつながっている状態のことを「コネクテッド」と呼びますが、フォルクスワーゲングループジャパンの越知竜士氏は、「今後の自動車業界においてコネクテッドに対応する車は爆発的に増加するだろう」と述べました。 つまり、このコネクテッド化の大きな流れに向けた取り組みが非常に重要になっていくわけですね。そこにGoogleストリートビューが絡んでくるというのは、私たちにとってもワクワクするニュースです。
 
フォルクスワーゲンは常に業界の先進を見据え続けています。今までも、ユーザーがフォルクスワーゲンを身近に触れられるような施策として、販売店へのGoogleストリートビューの導入を積極的に行っています。
 
↓↓画像の上でクリック&ドラッグすると、360°の景色が楽しめます↓↓
 
↓↓画像の上でクリック&ドラッグすると、360°の景色が楽しめます↓↓    

まとめ

今後「Volkswagen Car-Net」のような新しい形のナビシステムは自動車界の当たり前になっていくでしょう。現段階では未だ4割ほどの導入率ですが、将来的には全車への導入を見越しているとのこと。 車の進化とGoogleストリートビューやGoogle EARTHなどGoogleのサービスの相乗効果で、ドライブがますます快適になる日はすぐそこまで来ていますね!
 

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編集部 :