最新ヘッドマウントディスプレイ「PlayStation VR」を使ってみた

筆者: 編集部

昨年2016年は「VR(ヴァーチャル・リアリティ)元年」と言われ、様々な機器やコンテンツが生まれました。「VR(ヴァーチャル・リアリティ)を一層楽しむために最適なデバイス、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)ですが、皆さんはどんなものがあるかご存知ですか?様々なメーカーから販売されており、それぞれの特色が光るヘッドマウントディスプレイ。前回の記事では「HTC Vive」を体験している記事を掲載しました。
 
前回記事:最新ヘッドマウントディスプレイ「HTC Vive」を使ってGoogleストリートビューを旅してみた
 
今回は以前もお伝えしたように、日本人にとってはお待ちかねの「PlayStation VR」こと「PS VR」をいち早く入手!早速、新しいもの大好き!な弊社編集長による体験レポートをお送りします。他のデバイスとどう違うのか、どんなところが特色なのかを暴いてみようと思います!

Playstation VRとは?

それではまずは「PS VR」のご紹介から。「PS VR」はソニー・インタラクティブエンタテインメントが2016年10月13日に発売したヘッドマウントディスプレイです。日本では、予約解禁日に一瞬でその定数に達し、発売して4か月経つ今でもなかなか手に入らない非常に人気なデバイスとなりました。SONYが満を持して発売したとあれば、関心が高まるのは当然ですよね。
 
そんな「PS VR」は、他のヘッドマウントディスプレイとどんな違いがあり、どういった推しどころがあるのでしょうか。

コンテンツが豊富!


 
もともとゲームハードやソフトを取り扱っているソニー・インタラクティブエンタテインメントだけあり、楽しむことのできるコンテンツの量は他のデバイスに比べても頭ひとつ抜けています。2017年2月現在、コンテンツは実に73本発売・配信されており、さらに今後もますます多くのコンテンツが配信される予定です。日本独占のコンテンツも多くリリースされる予定で、PS4をもともと持っている人にとっては親しみ深いソフトが数多くあります。
 
また、PS4のソフトとして発売されたものの中にも「PS VR」に対応しているものがあるので、もっと立体的にゲームを楽しむことができます!

シネマティックモード

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「PS VR」に搭載されている機能として非常にユニークなものがこの「シネマティックモード」です。頭に「PS VR」を装着し、それをモニターの代わりとしてPS4のゲームや、アプリを使っての映画鑑賞などができるこのモード。このモードはVRではないので、体の動きと一緒に画面を動かすことなどはできませんが、目の前に広がる画面で遊んだり鑑賞したりすることで、モニターを見るのとはまた異なった臨場感の中で没頭することができます。

値段が安い!

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これだけコンテンツが充実しているにも関わらず、お財布に優しい価格なのも大きな魅力!他のVRの据置ヘッドマウントディスプレイを購入すると10万円ほどかかり、それを活用しようと考えたら高スペックなPCも必要です。その点「PS VR」は本体と、それを動かすためのPS4を一緒に買っても9万円前後での購入が可能なんです。
 
もちろん9万円でも高いですけれども。でも最初にお伝えしたようにコンテンツの充実は目を見張るものがあり、今後も充実して行くので十分にもとが取れる!という判断で、爆発的に売れたようです。コスト面でも「PS VR」はオススメです。

実際に体験してみた!

あれこれというよりもまずは触れてみて感じてみましょう!
 
前回の「HTC Vive」はリリアンに体験してもらいましたが、今回は編集長(弊社取締役)の古城氏が自らやってみたい!ということで早速チャレンジ。
 
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待ちきれないという様子で早速「PS VR」を装着。早くもクルクル回っています。

「PS VR」体験中…

今回体験してもらうコンテンツは「PlayStation VR WORLD」です。
 
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「PS VR」を楽しむためにいろんなジャンルのゲームが5本も入ったお得なソフトです。VRを理解するためにはぴったりなこれを今回は体験してもらいます。ただ、5本も別ジャンルのゲームが入っているとどれを楽しめば良いか悩んでしまいますね。古城氏にどれがやりたいか聞いたところ…。
 
「ギャングのやつがいい」
 
即答でした。というわけで今回はギャングの一員になって銃撃戦などを繰り広げる激しいアクションゲーム、「The London Heist」を体験してもらいます!
 
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始まるやいなや手を伸ばしたり回転したりといきなり大きな動きを取り始めます。ハードにつながっているコードは動き回っても大丈夫な長さです。あまり画面に近づきすぎると「プレイエリアの外」になってしまうようで、少し距離を開けてのプレイが求められます。また腕を伸ばしたり、回転したりといった動きを要求されるので、物にぶつからないくらいのスペースが必要です。
 
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そんな風にジタバタしていると、様子が気になった周りの人が集まってきました。「PS VR」はモニターにプレイヤーの視界が映るので、周りいる人も共有して楽しむことができます。みんなでワイワイ言いながら遊ぶのには向いていると思いました。

編集長古城かく語りき

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「うん…怖いけど面白いね」

まとめ

以上、「PS VR」の体験レポートでした!
 
このように一口でヘッドマウントディスプレイと言っても、デバイスによってできることがかなり違うということがわかってもらえたかと思います。決して安いものではないのでいくつも購入するの難しいので、「どんな機能がついているのか」「自分が一番やりたいのは何か」をよ〜く調べることが大切ですね。今後ヘッドマウントディスプレイは多くのメーカーが参入し、さらにユニークなものがどんどん発売されることでしょう。
 
ますます加熱していくVR業界から目が離せません!また随時体験レポートをご紹介したいと思います。

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