Google検索順位を上げる『ローカルSEO』について

ビジネスで使うためのHPを立ち上げた際、最も重要であり基本となることは「検索順位を上げること」です。どんなに中身が充実した素晴らしいHPを作ったとしても、多くの人に見てもらえなければ折角の努力も無駄になってしまいます。今回は、Googleでの検索順位を上げるために重要な要素になってくる「ローカルSEO」について説明していきます。
 

ローカルSEOを考える上で｜ローカル検索とは？！

ローカルSEOを考えていく上で基本になってくることは「ローカル検索」です。ローカル検索とは、
 
・「地名」　+　「業種」を使ってのキーワード検索
・Googleマップの地図検索
 
で使われる検索機能になります。例えば、「新宿でイタリアンに行きたい」「港区の美容院はどんなところがあるだろ」なんていうとき、このような検索をしませんか？
 

上記の画像は「新宿　歯科」のローカル検索の結果です。このようにエリア+キーワードを入力して検索する以外にも、スマートフォンの位置情報などを使い、今いる場所のローカル情報を自動的に検索してくれる機能もあります。
 

ローカルSEO＝MEOとは？！

ローカル検索で上位に表示されるようにすることを、「ローカルSEO」または「MEO」と呼びます。MEOは「Map Engine Optimization（地図エンジン最適化）」の略ですが、アメリカでは「ローカルSEO」という言い方が一般的なため、こちらの記事では「ローカルSEO」で統一します。
 

Googleローカル検索で検索順位が上げる方法とは？！

では実際に、ローカルSEO対策＝ローカル検索で検索順位を上げるには、どのような対策をすればいいのでしょうか。
 
ローカル検索の順位を上げるためには、まず「Googleマイビジネス」に登録することが必須条件。Googleマイビジネスのオーナー登録を行い、登録情報を充実化させると、Googleは「より信頼できる情報・会社」と判断し、結果ローカル検索の順位が上がりやすくなるという仕組みです。
 
まだGoogleマイビジネスを登録していない方は下記リンクを参考に、新規登録・オーナー登録を行ってください。
記事１：「Googleマイビジネスを作成するための「新規登録」について」
記事２：「Googleマイビジネスを編集するための「ビジネスオーナー登録」について」

ローカル検索で上位表示させるために必要な対策

Googleマイビジネスへの登録が終われば、次にローカルSEO対策で上位表示させ、集客につなげていきましょう。
 
ローカルSEOを優位にするための絶対条件は以下の6つ。
 
1．Googleマイビジネスに登録
2．Google マイビジネスの管理画面に最新のビジネス情報を入力
3．詳細なデータを入力する
3．ビジネスのオーナー確認をする
4．正確な営業時間の情報を入力
5．クチコミの管理と返信を行う
6．写真が多く登録されている
 
つまり、Googleマイビジネスを経由して、Googleの検索エンジンに出来るだけ多くの情報を提供することが必要ということです。1から4まではきちんと入力する会社が多いのですが、5と6についてはおざなりになってしまう会社が多いようです。
 
そのため社内の人はもちろん、顧客や取引先企業などに依頼し、多くのクチコミを集めるように努めて下さい。手間がかかりますが、写真が登録されていることもローカルSEOにとっては非常に重要な要素。また、Googleストリートビュー（屋内版）を登録することも、写真情報の充実化の大きな力になってくれます。
 
ちなみに、Googleローカル検索ランキングの上位表記要因は3つ。
 
・関連性
・・・関連性要因を強くするためには、実際に検索されているワードと表示されている内容が一致している、関連性が高くなっている必要があります。
 
・距離
・・・距離については、関連性の高いローカルワード（地名）などを登録することで上位表記される可能性が高まります。特にスマートフォンなどで「自分のいる場所から近いサービス」を検索された場合に有効な対策です。
 
・知名度
・・・ビジネスの知名度が高いと判断される情報を充実化する必要があります。有名なブランドを扱っていなくても、クチコミのスコアが高くクチコミ数が多ければ「知名度の高い企業」と認知され、検索順位が高くなります。
 

まとめ｜Googleマイビジネスの情報を充実化して検索順位を上げよう

上記のことに注意しながら、完全な住所と連絡先をサイトのすべてのページに掲載してください。また、省略語を使わないように名前・住所・電話番号などの会社・店舗情報の統一しながら、Googleマイビジネス上の情報をできるかぎりすべて登録しましょう。
 
地域の検索を表す語句をコンテンツに入れたり、社内の仲間を含めた多くの人にレビューを書きこんでもらうことも有効な手段です。まだ対策を取っていない人は、早めに対策を取るようにして下さい。