
Googleストリートビュー(屋内版)導入メリットを解説
Googleストリートビュー(屋内版)は、建物内・室内を360°パノラマでぐるっと見渡すことが出来るサービスです。日本では2012年に「おみせフォト」という名前でサービスが開始し、その後「インドアビュー」と名前が変更、2015年以降は「Googleストリートビュー」に名称が統一されました。
今回は知っているようで知らなかった「Googleストリートビュー(屋内版)の導入メリット」について解説します。Googleストリートビュー(屋内版)の使い方や導入事例を知ることで、日常生活はもちろん新規ビジネスや起業のヒントになることも?!
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本記事の内容
Googleストリートビュー(屋内版)とは|世界中の施設内を確認できるサービス
屋内版ストリートビューとは、Google検索とGoogleマップから店舗・施設内を360°見ることが出来る「バーチャル・サービス」です。掲載されている業種は様々。レストラン・美容室・サロン・ホテル・小売業といったサービス業を始め、学校・図書館・史跡などの公共事業での導入も増えてきました。百聞は一見に如かず。実際に見てみましょう!
↓↓画像の上でクリック&ドラッグすると、360°の景色が楽しめます↓↓
表参道の「TWO ROOMS グリル&バー」のGoogleストリートビュー。結婚式の2次会の利用が多いオシャレなレストランです。上のGoogleストリートビューの矢印をクリックORタップして、ぐるっと回ってみて下さい。写真や文章だけでは伝わり切らないことが、より具体的に分かりますよね。
実際に一度行って気に入ったお店をリピートしたくなるように、行ったことないお店こそしっかりと店内のイメージを持ってもらうことが選ばれるポイントにもなります。Googleストリートビューを導入することで、まだ導入していない他社との差別化が出来るということが分かったのではないでしょうか。
また、面白い調査結果があります。18歳〜34歳までのユーザーがバーチャルツアーを見た後にその店舗を予約する可能性は、テキストの場合⇒24%、写真の場合⇒37% Googleストリートビュー(屋内版)の場合⇒48%(テキストの2倍の効果)というものです。この調査結果からもGoogleストリートビュー(屋内版)でのバーチャルツアーの重要性がわかります。
Googleストリートビュー導入のメリット|検索画面で目立つ!
Googleストリートビュー導入のメリットは他にもあります。もう一つのメリットは、検索結果画面で表示領域が増え、「より目立つ」ということ。私たちが検索を行う際、複数の店舗を検索することがほとんどです。知らないお店であれば、店内の様子などがあるとついつい覗きたくなりますよね。「実際の様子が分かる」ということは、クリック&タップしてもらう上で重要な要素となるのです。
Google検索で店舗名を検索してみましょう。画像は上記で紹介したTWO ROOMS グリル&バーの検索画面。画面右側緑枠のスペースに店舗の詳細が掲載されています。これは「ナレッジパネル」というGoogleマイビジネスのサービスです。Googleストリートビュー(屋内版)を導入することで、ナレッジパネルのサムネイル画像の中に「中を見る」というGoogleストリートビュー表示ボタン(赤枠)が掲載されるようになります。
Googleマップでの検索でも同じように表示ボタンが掲載されます。つまりGoogleストリートビュー(屋内版)を導入することは、検索画面・マップ検索画面でより目立つということ。その結果、表示ボタンをクリックしてもらいやすくなり、サービス内容や店舗のイメージを知ってもらうという行動をスムーズに誘導し、集客につなげることができるのです。
これはスマートフォンでお店を調べるときも同様。特別な対策をしなくてもスマートフォン対策が可能なところもGoogleストリートビュー(屋内版)導入のメリットです。
また、Googleストリートビュー(屋内版)を導入することは「ローカルSEO(MEO)対策」にも効果的です。ローカルSEOはGoogleマイビジネスを使って対策することが出来ます。Googleマイビジネスで行ったローカルSEO対策が、Googleストリートビュー(屋内版)を導入することでより効果的に働きます。
Googleマイビジネスについては別の記事でより詳しく紹介しますが、ローカルSEOはSEOに代わるビジネスツールとして注目されています。まだ導入していない人は、Googleストリートビュー(屋内版)と共に導入を検討してみましょう。
導入する方法は?! 認定代理店に撮影してもらう
実際にGoogleストリートビュー(屋内版)を導入する場合にどうしたらいいのでしょう。Googleストリートビュー(屋内版)は、Googleに認められた「認定代理店」が撮影を行います。認定代理店とはGoogleの定めた認定要件をクリアした、360°撮影のプロのこと。機材・技術・経験の全ての基準をクリアしていますから、安心して撮影を任せることが出来ます。
↑Googleストリートビュー(屋内版)の撮影方法
Googleストリートビュー(屋内版)は、一度撮影すれば半永久的に掲載され続けます。自社のHPに埋め込み利用する場合も費用が掛からないので、様々な活用方法が考えられます。撮影から掲載まで3日から2週間ほどと、スピーディーに導入できるところも魅力的です。
↓↓画像の上でクリック&ドラッグすると、360°の景色が楽しめます↓↓
またGoogleストリートビュー(屋内版)でも通常のGoogleストリートビューと同じように、動画内の人物の顔にぼかしを入れます。つまり営業中の撮影も可能ということ。撮影にあたっての準備は「Googleマイビジネスに登録する」「写ると好ましくないものを片付ける」という簡単なものだけです。Googleストリートビュー(屋内版)は、面倒な準備がほとんど無しで、ユーザーに利便性のある情報を発信し、企業としての信頼性・透明性を上げることが出来る便利なツールということです。
まとめ|Googleストリートビュー(屋内版)は便利で信頼性があるビジネスツール
どうでしたか。Googleストリートビュー(屋内版)は準備に時間がかからず、ビジネスに非常に有用な信頼あるツールであることが分かったと思います。VRがどんどん社会に浸透している現代、今後もGoogleストリートビュー(屋内版)の導入が増えていくことでしょう。この機会にGoogleストリートビューに触れ、理解を深めてみて下さい。
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