X

第1回【連載】360度VRカメラマン桃子が今日もゆく!「始まりは晴天なり」

初めまして!360度VRカメラマンの桃子です!!
 

 
今日からこのストリートビューMediaで月1回の連載を持たせてもらうことになりました!
 
現在、私はカメラを持って日本全国あちこちに出没しています。『360度VRカメラマンって?』と思う方も多いと思います。このブログでは、普通の撮影とは一味違う360度カメラの撮影風景や、私の奮闘をお伝えできたらと思います。皆さんに楽しみながら読んでもらえたら嬉しいです!
 
第2回はこちらから!
 

私の仕事「Googleストリートビューの撮影」

 
早速ですが、私の仕事を紹介します。このブログのタイトルにもある通り「360度VRカメラマン」です。今はどんな撮影をしているかと言うと、「Googleストリートビュー」です。皆さんも一度は見たことがありますよね?
 
ただGoogleストリートビューと言っても、皆さんがよく目にしているのは屋外だと思います。私はGoogleストリートビューで飲食店や美容室など施設の中を撮影しています!
 
よく「どうやって撮影しているの?」って聞かれます。Googleストリートビュー(屋内版)の撮影は、通常の一眼レフカメラに魚眼レンズを取り付け、それを特殊な装置で90度ずつカメラを回転させながら撮影をしてるんです!ちなみに自分が映らないようにカメラの周りをくるくると回ってます。もし街中でそんな人を見かけたら、ストリートビューの撮影なんだなと優しい目で見守ってください!
 

Googleストリートビューってこんな流れです

 
今回は第1回目なのでどんな風に撮影しているのか?をご紹介します。この前自動車のディーラーさんを撮影させてもらったので、その時の模様と併せて書いていきます!
 

いざ、現場へ

この日はお昼過ぎからの撮影だったのですが、天気に恵まれ絶好の撮影日和でした。事前に同行する先輩カメラマンと撮影の打ち合わせをしてから現場に向かいます。
 
現場に到着したら、まずはオーナー様と撮影箇所について細かく打ち合わせました。今回は事前にお店の見取り図をもらってましたが、急遽オーナー様はある場所もストリートビューで公開したいということに(その場所については後ほど・・・)。
 
限られたポイント数でどこまでオーナー様の希望を叶えられるか、カメラマンの腕の見せ所です!ご希望を聞き、どこまで可能か、不可能であればどのような代案があるかを伝え納得いくまで打ち合わせをします。
 
こうして撮影箇所が決定したら、撮影の準備に取り掛かります!
 

さあ、撮影開始です

まずはカメラを取り付けた三脚を抱えてお店の外に出ます。お店の中を撮影するとはいえ、外観も大事ですよね!外観から撮影することによって、お店に入るところから店内をぐるっと見渡せるところまでリアルに体験することができます。
 

 
この日はとてもいい天気で、自分の影が写真に写らないようにシャッターはタイマー機能を使いました。シャターを切って、急いで近くの木の後ろに隠れる私。通りすがる人たちの視線が痛かったです・・・
 
外観の撮影が終わり、店内に入っていきます。そこにはピカピカの車が!
 
最初の打ち合わせで決めた撮影箇所を辿ってどんどん撮影していきます。ストリートビューの撮影って珍しいので、中には興味津々で撮影の後ろをついてくるクライアントの方もいます。そんな時は映らないように自分の後ろで一緒にくるくる回ってもらいます!
 

 
でも今回のオーナー様は私よりも機敏で私がカメラを動かすと、声をかける前から車や物陰にさっと隠れてくださいました。なんだか隠れんぼみたいですね。
 
こうして撮影した写真をオフィスに持ち帰って編集作業をすることによって、あのGoogleストリートビューが出来上がるのです。今回撮影したお店はこのように仕上がりました!
 
↓↓画像の上でクリック&ドラッグすると、360°の景色が楽しめます↓↓

 

そんな所まで!?オーナー様のご希望とは

さて、今回の撮影では一つオーナー様のご希望がありました。それは何かというと、「車の中までストリートビューを撮影したい!」ということです。実は屋内版のストリートビュー、通常の撮影方法で車内の様子も撮影することができるんです。パソコンの画面上で店内をぐるりと回り、展示されている車の中まで入っていける・・・とっても素敵です。
 
乗り込む側のドアを開け、そのまま車に乗ることができる状態で撮影。中を覗き込み、新車の香りに思わずうっとりしてしまいました。
 
ここで先輩カメラマンにバトンタッチです。狭い空間を綺麗に撮影を行うのはコツが必要で、まだ私には車内の撮影は荷が重すぎました・・・。手際よく準備を進める先輩。通常使用する三脚では大きすぎるので、別の小さい三脚で対応します。
 

 
車内の撮影は足場が悪く三脚が安定しないので、水平になるよう丁寧に三脚を調整します。スピードメーターが光っていた方が格好いいのではとオーナー様がエンジンをかけてくださいました。そんな全面バックアップのもと出来上がった車内のストリートビューがこちらです。
 
↓↓画像の上でクリック&ドラッグすると、360°の景色が楽しめます↓↓

 
かっこいい!こうやって見ると本当に乗っているような感覚で見ることができますね。
 

まとめ

 
いかがでしたか?今回は第1回目なので簡単に私がどんなことしているのかを書かせてもらいました。次回からはせっかくの連載なので、実際に色々なお店や施設に行って撮影する模様や、「こういう施設はこんなところに気をつける」「こうやって撮影したらもっと魅力的になる」と言ったところをご紹介できればと思ってます!
 
これからもよろしくお願いします!
 
続きはこちらから!