江戸から続く日本の文化!築地市場をストリートビューにて徹底調査|導入編

筆者: 編集部

2017年3月1日現在、未だお茶の間を賑わし続けている「築地市場移転問題」ですが、名前ばかりがすっかり有名ですが、実は築地市場に実際に行ったことが無い方も多いのでは?外国人が訪れたい日本の観光名所ですが、名前や雰囲気は知っていても、実際にはよく知らない人も多いことでしょう。
 
今回は、皆さんに消えゆく(かもしれない)築地の魅力をお伝えすべく、実際に築地に足を運んできました!ストリートビューを織り交ぜながら築地をご紹介しますので、よく知らなかったという方にこそ読んでいただければと思います。
 

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築地市場とは

 
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築地市場の始まりは江戸時代、1657年に遡ります。江戸の大半が焼失したと言われる大火事「明暦の大火」の復興計画として、隅田川河口部にあたる部分を埋め立てて武家地として開発が行われた場所が今の築地です。
 
その後、武家地として発展を遂げていきましたが、1923年に起きた関東大震災によって大きな変革の時を迎えます。震災後の復興計画によってそれまで日本橋魚河岸が移転してきたことによって、武家地だった築地は今の「築地市場」の原型へと生まれ変わったのです。
 
そこからまた長い時を経て、日本の文化の代表として、「日本の海鮮市場の元締め」としての地位を築き上げました。
 

現在の築地市場

 
今現在、築地市場は豊洲への移転をする・しないで話題になっています。いずれにせよ移ろいゆく今の市場の風景を残すためにも、Googleストリートビューにて市場をご案内します。
 

市場内

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築地市場には「場内」と「場外」と呼ばれる市場に分かれており、一般のお客さん向けにお店を開いているのが場外、業者向けのお店が立ち並ぶのが場内というイメージです。場内には一般の人が買い物をすることも可能ですが、漁師さんが慌ただしく行き来している場所なので、マナーを守って邪魔にならないようにする必要があります。
 
画像に写っている乗り物は「ターレ」と呼ばれる小型トラックで、漁師さんのいる市場にはこの乗り物が何台も行き交います。また大型のトラックやバイク、自転車も多くいるため、のんびり歩いていたら怒られてしまうことも。観光地の前に鮮度を最優先にする市場ですので、周りをよく見ながら動きましょう。
 
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一方こちらのストリートビューから入っていける場外市場は観光客が多く、朝だというのに人で溢れかえっています。いえ、朝だからこそ賑わっているのでしょう。築地市場は朝の間に市が開かれるため、午後には閉まってしまう店があるくらい早起きな場所なのです。あまりあくせくしたところが好きではないという方はこちらの場外市場で過ごすのがオススメです。
 
 

波除神社

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築地市場の海幸橋門に隣接している神社です。この神社の由来は長く、築地が誕生したその時にまで遡ります。江戸時代、「明暦の大火」の復興作業としてこの場所が埋め立てられて築地が作られようとしていた時、荒波のせいで作業が難航していたそうです。そんな中、光り輝く御神体が見つかり、社殿を建てて祀ったところ、波は収まり作業が順調に進んだと言われています。
 
それ以来「波除神社」は厄除けの神社として祀られており、今もなお信仰を集めています。
 
 

築地市場・場内

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築地市場の肝とも言える「場内」がこちらです。次回の記事にて場内を詳しくお見せしますが、まずはこちらで雰囲気を感じてみてください。忙しい時間帯を過ぎ、ひと段落した市場の様子を見ることができます。
 
この辺りにある食事処やお店は漁師さんも利用しに来るお店になっています。もちろん一般の方も入ることのできる場所ですので、海の男たちがいつもどんなものを食べているのか味わうことができますね!
 

まとめ

 
日本有数の漁業市場。築地をご覧いただきました。いかがでしたか?雰囲気だけしか知らなかったという人も、よろ詳細にイメージがつかめたのではないでしょうか。今回はあくまで導入編。さらにディープな築地市場を今後もっと堪能してもらいますので、どうぞお楽しみに!
 

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